クラシックピアノを習っている方にとって、どのピアノを買うかは非常に悩ましい問題です。
グランドピアノを購入できれば申し分ないのですが、アップライトピアノを保有している方もいますよね。
さらに、生ピアノが置けない家では電子ピアノ一択になってしまうかもしれません。
もちろん、生ピアノを購入できればそれに越したことはありません。
実際に、生ピアノを勧めてくる人もたくさんいます。
反対に、電子ピアノはやめておいたほうがいい、とも言われますよね。
電子ピアノには表現の幅がききづらいというデメリットはあります。
しかし、電子ピアノだっていいところはあります!
今回は、電子ピアノを使うことのメリットをお伝えします。
ただ弾く分にはコスパがいい
表現を追求しないのであれば、電子ピアノはとてもコスパがいいです。
電子ピアノは細かいタッチを反映することはできませんし、音色も録音になってしまいます。
しかし、単なる指の体操や、初心者の段階では電子ピアノを使っても問題ないのではないでしょうか。
音色を気にせずにガンガン弾きたい、という方には電子ピアノはおすすめです。
最近では、電子ピアノは数万円で買えます。
そのため、ピアノを始めたいと思ったら、気軽に試してみることができます。
もしピアノに飽きてしまっても、電子ピアノならダメージも大きくないですよね。
いつでも練習できる
電子ピアノだけにしかない特徴として、電子ピアノを使えばいつでも練習できます。
ヘッドフォンをつければ、たとえ夜であっても自分の気の向くままにピアノを弾けます。
これは生ピアノではできませんよね。
会社員や学生であれば、ピアノを弾く時間は十分にあるわけではありません。
どうしても夜しか弾けないという方もいるでしょう。
そこで、電子ピアノを使えば時間の制限はありません。
録音しやすい
電子ピアノは録音がとても容易です。
ピアノの録音方法には数々あります。
ここで、私がおすすめするのは、電子ピアノのイヤホン端子にICレコーダーをつなげて録音することです。
これなら、イヤホンで聞こえてきた音をクリアに録音できます。
生ピアノであれば、安価なマイクだと音割れしてしまったりします。
しっかりと録音したければ、それなりの準備が必要となります。
しかし、電子ピアノはICレコーダーに直接音を入れることができます。
ノイズもほぼなく、きれいな音で聴くことができます。
練習の際に録音したりするときには、録音方法は簡単であるほうがいいですよね。
手軽でいて、なおかつ音色も楽しめますから、電子ピアノはとても使いやすいピアノです。
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