理系の進路を目指す高校生は、大きな選択をしなければいけません。
それが、物理・生物選択です。この選択を誤ってしまうと、大学入試のときも合格が非常に難しくなります。
ですから、物理を選ぶか生物を選ぶかは、慎重に行わなければいけません。
今回は、この物・生の選択について説明していきます。
物理はほぼ計算重視
まずは、物理を選択したほうがいい場合を紹介します。物理を学ぶにあたって、理解と計算が特に重要になります。
最初に重要なのは、物理の本質まで理解することです。
そうでないと、物理は途中から何をやっているのかが分からなくなってしまいます。
物理はとにかく理論を構成するのを重要視している学問です。
そのため、理論をどう扱うかを自分の言葉で説明できるくらいに理解しましょう。
その次に重要なのは計算力です。物理ではほぼ計算問題が出題されます。
数学が苦手なようであると、物理をとるには慎重になったほうが良いです。
生物はほぼ知識重視
次に、生物を選択したほうがいい場合を紹介します。生物は、特に知識を覚えなければいけません。
生物の暗記量は膨大です。まず暗記事項を覚えないと生物は問題を解くことすらできません。
ですから、覚えるべき事項を整理するべきです。
さらに、生物では暗記した知識をもとに、実験考察などを行わなければなりません。
知識が土台となって応用問題になりますから、知識をつけることを最優先にしましょう。
しかも、この実験考察問題は難易度が高いものがあります。
実際に大学で行われた研究をアレンジして作問している場合がほとんどですから、難易度が必然的に高くなることもあります。
(個人的には)物理がおすすめ
私自身は物理を選択していました。そして物理を選択したことにとても満足しています。
まず、数学好きだった私にとっては、物理はとても肌に馴染みました。
ですから、物理の重要な点である「理解する」というステップは苦労なく行えました。
物理に関しては、自分の言葉で説明できるほど理解できれば、問題ないのではないかと思います。
反対に、生物は暗記量が壮絶です。物理とは違い、基本的には一つ一つの単語には名前がつけられています。
まず、その単語の名称を覚えないことには話になりません。
暗記は時間をかけてコツコツしていくほうが合理的なので、普段からコツコツ勉強できるのであれば生物をとるべきです。
以上の考えはあくまでも私自身の考えですし、物理に偏った意見です。大事なのは、取らないであろう科目も調べることです。
物理しか眼中になくても、生物をとるメリットもあるはずです。中立に考えて、将来に後悔しない選択をしましょう。
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