ピアノを弾くならハノンはやるべき

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ピアノを弾く人にとっては、ハノンの知名度はかなり高いでしょう。

ハノンとは、ピアノの初心者から上級者までがずっと使用する教本のことです。

今回は、このハノンをより上手に使う心構えを説明します。

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ピアノ版の筋トレ

ハノンをする上で大事なのは、継続することです。ハノンを継続して練習することで効果が見えてきます。

確かに、ハノンは機械的なメロディーなのでつまらないと思うかもしれません。

しかし、ハノンはピアノの世界における筋トレのような位置づけです!

筋トレだってやりようによっては楽しくできますよね。ハノンも同じで、モチベーション次第では苦痛なくできます。

逆に、もしハノンをしない日があれば、手がムズムズするほどです。

ハノンをするモチベーションは、聴衆に音を届けるための練習と思うことです。

指がフニャフニャな状態でピアノを弾いても迫力は出ません。良い音を届けるためにこそ、ハノンを練習するのです。

音の粒を揃えて、気持ちの良い音が出せるまで訓練しましょう。

音の粒を意識できる

ハノンは、シンプル故に完璧な演奏を目指すべきです。

ハノンを弾いていて少しでも音がずれたのなら、そこに違和感を感じるはずです。

だからといって、それは修正しにくいものです。だからこそ、毎日弾くことで余裕を持ちましょう。

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毎日ハノンを弾いているうちに、ミスはなくなってきます。とても安定した音の粒になり、効果が実感できます。

ただし、やはりその効果は数日では出ません。毎日ハノンを弾いて、自分が奏でる音に耳を傾けましょう。

自分の演奏がまだ完全ではないんだ、ということを認識できただけでもしめたものです。

脱力して弾かないと危ない

ハノンを弾いているとやりがちなことがあります。集中しすぎてしまうことです。

集中しすぎると、無駄な力をかけやすくなったり、手が固定されてしまいます。

そのような状態では、自分の満足できる音が出せないのは当然のことです。

しかも、それが原因で手を痛めてしまうこともあります。

そうなれば、ピアノを弾くためのハノンで、自分の手を痛めつけるという本末転倒なことになります。

それを解決するには、とにかくリラックスしましょう。鍵盤を叩くことに集中しすぎるのではなく、音の響きも聞きましょう。

リラックスすれば自然に良い演奏ができます。

このリラックスした演奏を体に染み込ませるためにも、ハノンは有効なのではないでしょうか。

ハノンは使い方によっては毒になります。しかし、リラックスしていれば基本的に毒にはなりません。

ぜひ、脱力した状態でハノンを練習してみましょう。

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