ラブ・アクチュアリー

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ラブ・アクチュアリーは、今までに観た恋愛映画の中で間違いなく一番好きです。

英語の勉強も兼ねて、何度も繰り返し観ましたが、全く飽きることなく毎回画面に釘付けになります。

この映画は、沢山の登場人物がいて、それぞれの恋愛を繰り広げます。

その恋愛模様は多岐にわたり、会社の同僚とだったり、親友の奥さんへの実らぬ恋だったり、言葉の通じない異国の人同士だったり、可愛い少年の片思いだったり、何と一国の首相まで出てきます。

この映画を観たそれぞれの人たちに思い入れのあるカップルができると思います。

私は、公開した時に映画館で観ましたが、それはもう今から16年ほど前、10代でした。

その当時最も感情移入したのが、親友の奥さんへの片思いの話です。

マークとピーターは大親友。

マークはピーターとジュリエットの結婚を誰よりも祝福しています。

ジュリエットへの熱い想いを胸に秘めたまま。

マークは自分の気持ちを悟られないように、むしろジュリエットに冷たく接するのですが、夫の親友と仲良くなりたいジュリエットは積極的にコミュニケーションを取ろうとしてきます。

そんな中である事をきっかけに気持ちが伝わってしまい・・という展開なのですが、二人のぎこちないやり取りや、バレてしまった後のマークの心の葛藤、気持ちを伝えるシーン全てが美しく切ないです。

また、ジュリエットを演じる、キーラ・ナイトレイはこの映画で名前を広く知られるようになったと思いますが、ビックリするほど大人っぽくてキレイでした。

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その美しさに衝撃を受けてすぐに調べた所、自分と同年代だったのですが、その落差に呆気に取られてしまうほどです。

もう一つ思い出に残るのは、同僚に恋をした、サラとカールのストーリーです。

彼女達はお互い密かに思い合っているのですが、シャイで一歩踏み出せないタイプです。

ようやくアプローチして関係は進展するものの、乗り越えられない壁が現れて・・というお話です。

中々進展できない二人が、上手くいきそうになった時のサラの喜び様は、若い女性の恋する姿そのもので、とても可愛らしく共感しました。

つい最近またこの映画を観たのですが、自分が歳を重ねて、違うカップルに強く共感してるのを感じました。

それは、今までずっと誠実だった夫の不倫を疑う妻のお話です。

ずっと大事にしてきた人、もの、時間に想いを馳せて苦しくなり流れ出る涙は、全く同じ経験をしたわけではなくても、少しだけあれから長く生きた自分でなければ、こんなに心を締め付けられるものではなかったと思います。

時を経ても、また違う味わいがあるのです。

この映画は、数々のストーリーが同時進行していきクリスマスに向かっていくのですが、描かれているのは恋愛だけではなく、家族愛だったり友情だったりします。

みんなそれぞれの事情があって上手くいかないこともいっぱいあるけど、本当に大事に思っている人とかけがえのない日を過ごそう、それが幸せなんだと気付かせてくれる、私にとって大切な、みんなにオススメしたい映画です。

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